にらは中国西部が原産のユリ科の多年生野菜で、日本では奈良時代以前から栽培されています。
その名前は昔の「みら」から来ていると言われています。
にらは一年中、何度も収穫できるので、料理に大活躍。特に高知県と栃木県の生産が有名です。
ネギやニンニクと同じ仲間で、特徴的な香りの成分「アリイン」を含んでいます。
この香りが食欲をそそりますね。
家庭料理では、スタミナ満点の「レバニラ定食」が人気です。
レバーと一緒ににらを炒めると、栄養も満点です。
にらの旬は11月から3月
この時期のにらは葉も青々としており、根元が太くて新鮮なものが多いです。
冷蔵で保存するコツ 最長7日間
にらは適当な長さに切って、保存容器に入れ、水を足してフタをします。
冷蔵庫で保管し、3日ごとに水を替えて新鮮さを保ちましょう。
冷凍で長持ちさせる方法 最大4週間
切ったにらは生のままで冷凍袋に入れ、空気を抜いて冷凍。
解凍後は水気をしっかり絞って、おひたしや和え物に。
また、凍ったまま炒め物やスープに入れることもできます。
にらとトマトのピリ辛サラダのレシピ（3人分）
必要な材料：にら1束（100g）、トマト1個（200g）
調味料A：コチュジャン小さじ1、しょうゆ小さじ2、酢小さじ2、ごま油小さじ2、砂糖小さじ1/2、鶏がらスープの素小さじ1/2、すりおろしにんにく小さじ1/3、白ごま適量
作り方：にらは2cm幅に切り、トマトは一口大に切ります。調味料Aをボウルでよく混ぜ合わせ、切ったにらを入れて混ぜます。トマトを加えてざっくりと混ぜた後、お皿に盛り付けて、白ごまを散らして完成です。
セロリ おすすめの収穫時期は4月から7月、11月から12月
セロリは葉が濃い緑色で、茎が太くて筋がはっきりしているものを選びましょう。
セロリの保存方法 冷蔵で約1週間
セロリの葉はキッチンペーパーで湿らせてからポリ袋に入れ、冷蔵庫で立てて保存します。
茎は筋を取り除いた後、水を入れた容器に入れて蓋をして保管し、3日おきに水を替えてください。
冷凍で長く使えるコツ 3〜4週間
セロリの茎は筋を取り除いた後、斜めに薄切りにして冷凍袋に入れて冷凍します。
解凍せずにそのまま炒め物に使うと便利です。
葉も同じように冷凍袋に入れ、凍ったまま砕いて卵焼きや天ぷらの具にすると良いです。
セロリとイカのスモークマリネの作り方（2人分）
セロリ1本を筋を取り除き、斜め薄切りにします。葉は手でちぎって使いやすくします。
これをポリ袋に入れ、イカのスモーク切れ端30g、寿司酢大さじ1、オリーブオイル小さじ1を加えてよく揉みます。
空気を抜いて冷蔵庫で最低15分以上マリネさせましょう。
三つ葉 旬は3月から4月
三つ葉は葉が鮮やかな緑色で、香りが強いものが新鮮です。
三つ葉の鮮度を保つ保存方法 7〜10日間
三つ葉の根元を湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れてグラスなどに立てて保存します。キッチンペーパーが乾燥したら交換してください。
三つ葉を冷凍保存 3〜4週間
三つ葉をざっくりと切って冷凍袋に入れて冷凍します。
解凍せずにそのまま卵焼きやかき揚げ、茶碗蒸しに加えると良いですし、みそ汁やお吸い物にも使えます。
三つ葉と納豆のゆず胡椒和えのレシピ
納豆1パックに付属のタレと、辛子の代わりにゆず胡椒を適量加えて混ぜます。
三つ葉を2cm幅に切って、適量の揚げ玉と一緒に軽く和えます。
盛り付ける際、揚げ玉の代わりに桜えびを加えるとさらに風味豊かになります。
豆苗 一年中楽しめる
豆苗を選ぶときは、葉が濃緑色でふっくらしてツヤがあるものを選んでください。
豆苗の冷蔵保存 約1週間新鮮に保つ方法
豆苗の根元を少し切り、水を少し張った容器に入れ、蓋をして冷蔵庫で保管します。
3日おきに水を替えて、鮮度を保ちましょう。
豆苗の冷凍保存法 3〜4週間保存可能
根元を切り取り、そのまま冷凍用の保存袋に入れて冷凍しましょう。
使うときは自然解凍してから、水気をよく絞ってから料理に使用します。
豆苗の再栽培のコツ
豆苗は一度切っても再び育てることができます。
収穫時に脇芽の上で切り、水を毎日替えれば、何度か再収穫できます。
やみつきになる豆苗サラダのレシピ（2人分）
豆苗半パックを根元から切り、3cm幅に切ってボウルに入れます。
しらす15g、ごま油小さじ2、白ごま小さじ1、鶏がらスープの素小さじ1/3を加え、よく混ぜ合わせてから盛り付けます。
もやし 年中利用できる便利な食材
もやしは、白くて太いもの、ひげ根が短くてクリアなものを選びましょう。
もやしの水漬け保存 冷蔵で1週間保つ方法
開封後のもやしは、ひげ根を取り除いて、水を少し入れた保存容器に入れ、冷蔵保存します。
水は1〜2日ごとに新しくしてください。
もやしの冷凍保存 2〜3週間持ちます
ひげ根を取り除いたもやしを冷凍用袋に入れて冷凍。
使うときはそのまま料理に加えることができます。
もやしの長期未開封保存方法
もやしを2〜3日内に使う場合は、袋に穴を開けて呼吸させ、冷蔵庫のチルド室で保存すると良いでしょう。
もやしと豚バラ肉のレンジ蒸しレシピ（1人分）
耐熱皿にもやし半袋を敷き、その上に豚バラ肉50gをのせ、ごま油大さじ1/2をかけてラップをします。電子レンジで3分加熱したら、切り青ねぎをちらし、ポン酢をかけていただきます。
かいわれ大根 一年中楽しめます
かいわれ大根は、葉が鮮やかな緑色で、茎は白くしっかりと直立しています。
この野菜は新芽として長い間、日本の食卓に親しまれてきました。
かいわれ大根の冷蔵保存方法 一週間保存可能
購入したままの容器に、根元が少し浸るくらいの水を足し、ラップで覆って冷蔵庫に保管します。
新鮮さを保つために、3日ごとに水を替えてください。
かいわれ大根の冷凍保存法 3〜4週間持続
根元を切り取り、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。凍
ったまま、炒め物や煮物、サラダに直接使えるので便利です。
かいわれ大根と豆腐の赤じそ和えレシピ（2人分）
絹豆腐半丁を水切りした後、赤じそふりかけ小さじ2と和風だしの粉少々をボウルに加えて、豆腐を崩しながらよく混ぜます。
かいわれ大根は根元を切り落とし、3等分に切ったものを加え軽く和えます。
この簡単な一品で、食卓が彩り豊かになります。
