今日の出来事などを

変化を恐れていた自分へ

食パンをかじりながら、胸の奥に残る小さな違和感に意識を向ける。体調は悪くないが、万全とも言えない。その中間の状態にいることが、この一年は多かった。以前なら、その曖昧さに苛立ちを覚えていたと思う。今は、その揺らぎを含めて自分なのだと、少しずつ...
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不安を隠さなくなった朝

朝の台所に立つ妻の音を聞きながら、椅子に腰を下ろす。体はまだ完全には目覚めておらず、少し重たい感覚が残っている。その重さを「気のせい」にせず、今日はこういう日だと受け止める。この一年で身についた、ささやかな変化だと思う。去年は、調子が悪くて...
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月明かりの下で確かめる、自分の現在地

5時30分に目が覚めた瞬間、まず頭に浮かんだのは自分の体の状態だった。今日は動けるだろうか、ふらつきは強くないだろうか。そんな確認を無意識にしてから、布団を出る。完全に不安が消えることはないが、それでも起き上がれる朝が増えてきた。今年初めて...
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正月が終わる夕暮れ、日常へ戻る覚悟

夕方になると、正月特有のゆったりした空気が、完全に日常へと移ろい始める。外の冷え込みが増し、空は冬らしい淡い色に染まっていく。テレビの番組表も、正月特番から通常編成へ戻り、否応なく現実を感じさせる。この切り替わりに、以前は少し気持ちが沈むこ...
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曜日感覚が戻る午後

午後になると、正月中に曖昧になっていた曜日感覚が、少しずつ戻ってくる。今日は日曜日だが、明日からの予定を自然と考えている自分がいる。カレンダーを眺めながら、今年の流れをぼんやりと思い描いた。去年は、時間に追われることも多く、気づけば一日が終...
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正月明けの台所に漂う現実

午前中、台所に立つと、正月の名残と普段の生活が交差しているのがよく分かる。おせち用の器はまだ乾かされている一方で、使い慣れたフライパンやまな板が戻ってきている。冷蔵庫の中も、残り物をどう消費するかを考える、現実的な思考に切り替わっていた。こ...
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正月の名残と、日常への静かな助走

]一月四日の朝は、正月の華やぎと日常の気配が入り混じる、不思議な空気をまとっている。快晴の空は変わらず澄み切っているが、心のどこかで「今日からまた普段の生活が始まる」という意識が静かに芽生えていた。北風は強く、日陰に残る雪も、この陽射しの中...
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冬の静けさに灯る、小さな前向き

正月の冬は、特別な静けさをまとっている。街のざわめきが一段落し、空気が澄み、時間がゆっくりと流れる。この静けさの中で、自分の心の動きがはっきりと感じられる。「人と比べない」という言葉が、雪景色と重なりながら胸に残っている。誰かの足跡を追うの...