
正直に言うと、給食には好きなメニューもあれば
苦手なメニューもありました。
でも不思議なことに、
給食の時間そのものはとても好きだったんです。
教室のざわめき。トレーの音。友達の笑い声。
その全部が楽しかったんですよね。
大人になってから思うのは、
給食はただの食事ではなかったということ。
みんなで同じものを食べる。
好き嫌いを乗り越える。会話を楽しむ。
それは、小さな社会の勉強だったのかもしれません。
嫌いなメニューの日でも、
席に座り、トレーを前にして、少しずつ食べていく。
友達と笑いながら、牛乳を飲みながら、パンをちぎりながら。
そんな時間が、今ではとても懐かしいんです。
「今日の給食どう?」友達が聞いてきます。
「うーん…ちょっと苦手」そう言うと、友達が笑いました。
「俺も!」
その一言で、なんだか少し気が楽になったのを覚えています。
明るい気持ちになる言葉:
どんな思い出にも、必ず笑顔の種がある。
