何か新しいことを始めるとき、最初から「ちゃんとやろう」と思ってしまうことがあります。
ブログなら毎日1記事。
勉強なら毎日2時間。
運動なら毎日1時間。
最初はやる気があるので、「これくらいできる」と思うんですよね。
数日、数週間と続けているうちに、だんだん苦しくなってくる。
そして続かなくなると、「自分は意志が弱い」「継続できない」と、自分を責めてしまう。
本当にそうなのでしょうか。
最初から大きく始めすぎているだけなのかもしれません。

今回は、無理なく続けるために大切だと思う「少しだけ大変なことから始める」という考え方について書いてみます。
いきなり大きなことを始めると苦しくなる
新しいことを始めるときほど、目標を大きくしてしまいがちです。
「今年こそブログを頑張ろう」
「毎日必ず記事を書こう」
「本気で副業に取り組もう」
こういう気持ちは、もちろん悪いものではありません。
最初の勢いは行動を始めるために必要なものです。
問題はその勢いのまま、毎日の行動量まで大きくしてしまうこと。
最初はできても、疲れている日や忙しい日には続けるのが難しくなります。
すると、
「今日はできなかった」
「昨日もできなかった」
と、少しずつ自信まで失ってしまう。
始めたことなのに、行動そのものより「できない自分」に意識が向いてしまうんですよね。
最初はもっと小さくていいと思います。
「少しだけ大変」くらいがちょうどいい
続けるために意識したいのが、
「今の自分ならできる。でも、少しだけ頑張らないとできない」
くらいのラインです。
簡単すぎるわけでもない。
無理をしなければできないほど大変でもない。
このくらいの負荷から始めてみる。
ブログを書くなら、最初から1000文字の記事を毎日書こうとしなくてもいい。
「1日100文字」と決めてみる。
100文字なら、「これならできそう」と思える人も多いはずです。
100文字だけでは大きな記事にはなりません。
最初から記事を完成させることだけを目標にしなくてもいいんです。
「毎日書く」という行動を、自分の生活の中に定着させる。
そこが最初の一歩になります。
100文字が苦にならなくなったら、少し増やす
最初のうちは、100文字を書くことにも少し頑張りが必要かもしれません。
「何を書こうかな」
「今日は面倒だな」
そんな日もあるでしょう。
それでも続けていると、少しずつ変化してきます。
100文字を書くことが、以前ほど大変ではなくなってくる。
次は200文字にしてみる。
200文字が普通になったら300文字。
300文字に慣れたら500文字。
少しずつ行動量を増やしていきます。
大切なのは、最初から「500文字書かなきゃ」と考えないことです。
今できるところから始めて、できるようになったら次へ進む。
この繰り返しです。
「できること」が増えると自信も変わる
この方法のいいところは、単純に作業量が増えるだけではないところです。
自分の中に、
「前はできなかったけど、今はできる」
という経験が積み重なっていきます。
これは意外と大きいものです。
最初は100文字しか書けなかった。
今は500文字書ける。
続けていたら、1000文字の記事も書けるようになった。
こうやって振り返ったとき、自分が少しずつ成長してきたことに気づきます。
大きな成果だけを見ていると、なかなか成長を実感できません。
「昨日の自分より少しできるようになった」という変化なら、見つけやすい。
その小さな変化が次の行動につながっていきます。
大きな目標は、小さく分解すればいい
「ブログで成功したい」
「副業で結果を出したい」
「新しいことを身につけたい」
目標そのものを小さくする必要はありません。
大きな目標を持っていてもいい。
その目標に向かうための「今日やること」は、小さくしていいんです。
たとえば、
「ブログで成功する」
という目標があるなら、
「今日は100文字書く」
まで小さくする。
「勉強を続けて資格を取る」
なら、
「今日は10分だけ勉強する」
まで小さくする。
「運動する習慣をつける」
なら、
「今日は少し歩く」
でもいい。
目標が大きいからといって、毎日の行動まで大きくする必要はありません。
毎日できるくらいの小さな行動に落とし込むことが、長く続けるため大切だと思います。
頑張れないときは、もっと小さくしてみる
今、何かを始めたいけれど、なかなか行動できないなら、
「もっと頑張らなきゃ」
と考える前に、
「もっと小さくできないかな?」
と考えてみるのもいいと思います。
1000文字が難しいなら100文字。
100文字も難しいなら10文字。
10分の勉強が難しいなら5分。
難しいなら、まず机に座るだけでもいい。
一見すると、「そんなに小さくて意味があるの?」と思うかもしれません。
最初の目的は大きな成果を出すことではありません。
「行動する自分」を作ることです。
小さな行動が習慣になれば、そこから少しずつ大きくしていけます。
まとめ
何かを始めるとき、最初から完璧にやろうとしなくてもいい。
いきなり大きなことに挑戦して、苦しくなってしまうくらいなら、
「今の自分ならできる。でも、少しだけ頑張ればできる」
くらいから始めてみる。
それが普通にできるようになったら、ほんの少しだけ増やしてみる。
100文字から200文字へ。
200文字から300文字へ。
「できること」を少しずつ増やしていけばいい。
大きな変化は、必ずしも大きな一歩から始まるわけではありません。
誰にも気づかれない小さな一歩を積み重ねた先に、大きな変化が待っていることもあります。
焦らなくていい。
今日の自分にできる「少しだけ大変なこと」をひとつやってみる。
そのくらいから始めても、十分なのだと思います。

