みらい

今日の出来事などを

コロと過ごした年の瀬

年の瀬になると、愛犬コロのことを思い出す。新聞配達で稼いだお金から、コロには少し美味しいものを用意した。当時はドッグフードなどなく、ご飯にみそ汁をかけた食事が当たり前だった。それでも、私はこっそり煮干しをあげたり、ソーセージを買ったり、肉屋...
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神棚の前で立ち止まる時間

大晦日には、自然と手を合わせたくなる瞬間がある。神棚の前に立つと、時間がゆっくりと流れ始めるように感じる。父が担っていたその役目を思い出しながら、今年一年を静かに振り返る。良かったことも、そうでなかったことも、すべてがこの一年を形作っている...
今日の出来事などを

年越しの食卓に宿る記憶

夜はごちそうをいただく予定で、朝からそのことを思うだけで心が少し弾む。年越しの食卓には、いつも特別な空気が流れる。食べ物そのものよりも、そこに集う気持ちや記憶が、味を深くしてくれるのだろう。子どものころの大晦日を思い出す。師走の夕刊はいつも...
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一年の垢を落とす朝

今朝はあらかじめゆっくり過ごすと決めていたので、目覚めは七時四十分。カーテン越しに差し込む光は柔らかく、年の瀬特有の静けさを含んでいた。窓を開けると、空は一点の曇りもない快晴で、風もほとんど感じない。十二月の終わりとは思えないほど穏やかな朝...
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一年を静かに閉じ、希望をそっと灯す夜

夜になり、外の冷え込みが一段と増してきた。家の中は静かで、昼間の出来事がゆっくりと心の中に沈んでいく。今日一日を振り返ると、大きな出来事はなかった。それでも、不思議なほど満ち足りた気持ちがある。快晴の朝に始まり、妻が用意してくれた温かな昼食...
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整える手の中に、一年分の感謝を込めて

午後の光が少しずつ柔らかさを失い、冬の夕方らしい静けさが家の中に満ちてくる。その時間帯に、お風呂場の掃除を始める。今日のうちに洗浄を済ませ、明日の入浴の用意をしておきたい。年の終わりだからこそ、後回しにせず、きちんと整えておきたいと思った。...
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湯気の向こうに、支えられてきた一年を見る

昼が近づくと、台所から聞こえてくる音が少しずつ増えていく。鍋に火が入り、包丁がまな板に当たるリズムが、家の中に穏やかな生活の気配を広げていく。台所に立ち、料理をしているのは妻だ。今日は鶏がらでだしを取り、大根を入れたスープを作ってくれている...
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年の瀬の空に、感謝をひとつずつ並べる朝

朝、目を覚ますと、部屋の中にやわらかな光が満ちていた。カーテンの隙間から差し込む冬の陽射しは、澄み切った青空をそのまま運んできたかのようで、今日が穏やかな一日になることを静かに告げている。天気は朝から快晴。年の終わりに、これ以上ないほど整っ...