「今度こそ、ちゃんと続けよう」
そう思って目標を立てたのに、気づけば数日で止まっている。
最初はやる気があったはずなのに、思ったように行動できない。
そして最後には、
「自分は意志が弱いのかな」
「また続かなかった」
「どうせ自分には無理なのかも」
と、自分を責めてしまう。
もし今、そんな状態なら、もう一度「頑張り方」を変えてみてもいいかもしれません。
もしかすると、続かない原因は意志の弱さではなく、今の自分に対して目標の設定方法が合っていないだけなのかもしれないからです。
目標が続かないのは「やる気がないから」とは限らない
何かを始めるとき、私たちはつい大きな目標を立てます。
「毎日1時間勉強する」
「毎日ブログを書く」
「今月は○万円達成する」
「半年で大きく成長する」
最初は、このくらい高い目標を掲げたほうがやる気も出ます。
実際、目標設定に関する研究では、具体的で、ある程度挑戦的な目標がパフォーマンスの向上につながることが示されています。
ただし、「高い目標なら何でもいい」というわけではありません。
本人の経験や能力、課題の複雑さ、フィードバックなどによって、目標設定の効果は変わります。
つまり、
高い目標が悪いわけではない。
でも、
今の自分と目標との距離を考えずに設定することには注意が必要。
ということです。
「大きなゴール」と「今日やること」は分けて考える
ここでおすすめしたいのが、大きな目標と今日の行動を分けることです。
例えば、
「ブログで収益を出したい」
という目標があるとします。
これは最終的なゴールとしてはいい。
でも、今日やることまで「ブログで収益を出す」にしてしまったら、何をすればいいのかわかりません。
そこで、ゴールを小さく分解します。
今日はタイトルを一つ考える。
読者の悩みを3つ調べる。
記事を500文字だけ書く。
過去の記事を一つ見直す。
これなら、何をすればいいのかが明確になります。
そして、
「これならできそう」
と思えるところまで小さくする。
ここが大切です。
大きなゴールを諦める必要はありません。
ゴールは大きくていい。でも、今日やることは小さくていい。
この考え方なら、遠い未来ばかり見て疲れてしまうのではなく、「今日は何をすればいい?」に集中できます。
「10分だけやる」から始めてもいい
「毎日1時間勉強する」
と決めたものの、なかなか続かない。
そんなときは、
「今日は10分だけやる」
に変えてみる。
10分で終わってもいい。
調子が良ければ、そのまま続けてもいい。
重要なのは、「1時間できなかったから今日は何もしなかった」というゼロか100かの考え方を少し緩めることです。
10分できたなら、10分進んでいます。
1ページ読んだなら、1ページ進んでいます。
タイトルを一つ考えたなら、それも前進です。
小さな達成経験は、自己効力感、つまり「自分にもできそう」という感覚と関係しています。
自己効力感は、行動を始めたり、困難に直面したときに行動を続けたりするうえで重要な要素として研究されています。
だから、
「こんな小さなことをやっても意味がない」
と考えなくてもいい。
むしろ、
「今日も一つできた」
という感覚を積み重ねることが、次の行動につながることがあります。
頑張っているのに続かないなら、自分を責める前に考えてみる
目標が続かなかったとき、多くの人は自分を責めます。
「自分は根性がない」
「意志が弱い」
「また三日坊主だった」
でも、本当にそうでしょうか?
続かなかった理由は、他にも考えられます。
目標が大きすぎた。
一日の予定を詰め込みすぎた。
今の生活リズムに合っていなかった。
やることが具体的ではなかった。
結果が出るまでの期間を短く考えすぎていた。
途中で仕事や家庭など、別の事情が入った。
こう考えてみると、「続かなかった」という事実は、必ずしも「自分がダメだった」という意味ではありません。
むしろ、
「今のやり方では続けにくかった」
という情報だと考えることもできます。
だったら、やり方を変えればいい。
これは、かなり大きな違いだと思います。
目標を「明日もできるか?」で考えてみる
僕が目標を決めるときに意識したいのが、
「これ、明日もできるかな?」
という視点です。
今日だけなら、かなり頑張れることがあります。
3時間勉強する。
ブログを3記事書く。
朝から晩まで作業する。
でも、それを毎日続けられるかというと、話は別です。
だから、最初から限界まで頑張るのではなく、
「これなら明日もできそう」
というラインを探してみる。
10分かもしれない。
30分かもしれない。
1時間かもしれない。
正解は人によって違います。
大切なのは、他人がどれくらいやっているかではなく、自分の生活の中で現実的に続けられる量を見つけることです。
「自分のための記事」だと思ってもらうことも大切
これは、情報発信やブログを書くときにも同じことが言えます。
例えば、
「目標を具体的に設定しましょう」
だけでは、正しいことを言っていても、読者の心には届きにくいかもしれません。
一方で、
「頑張っているのに結果が出ない」
「周りはどんどん進んでいるのに、自分だけ遅れている気がする」
「やる気はある。でも、毎日続けるのがしんどい」
そんな読者の状況を言葉にすると、
「これ、自分のことだ」
と感じてもらえる可能性があります。
人は、自分に関係があると思った情報ほど、続きを読みたくなります。
だから文章を書くときは、
「何を伝えたいか」
だけではなく、
「この文章を読む人は、今どんなことで悩んでいるんだろう?」
と考えることが大切です。
さらに、
「本当はどうなりたいんだろう?」
まで考えてみる。
「続けられるようになりたい」
「結果を出したい」
「自分にもできると思いたい」
「少しずつでも前に進みたい」
そんな気持ちが見えてくると、文章の書き方も変わってきます。
目標を達成した後の未来を具体的に想像する
目標を立てるとき、「何をするか」だけではなく、
「できるようになったら、どんな毎日になる?」
まで考えてみるのもおすすめです。
例えば、ブログを書くことを続けた先に、
自分の記事を検索から読みに来てくれる人が増える。
誰かの悩みを解決できる。
書いた記事があとから何度も読まれる。
積み重ねた記事が、自分の資産になっていく。
そんな未来を想像してみる。
もちろん、実際にそうなることを保証できるわけではありません。
でも、「ブログを書く」という行動だけを見るより、
「その先でどうなりたいのか」
を考えたほうが、自分にとっての意味は見えやすくなります。
そして、その未来に近づくために、
「じゃあ今日は何をする?」
と考える。
ここまで落とし込めれば、目標が少し身近になります。
今日からできる、小さな目標の作り方
では、実際にどうすればいいのでしょうか。
難しく考えなくても大丈夫です。
次の3つを紙やスマホに書いてみてください。
1.最終的にどうなりたい?
まずは大きなゴールを書きます。
「ブログで収益を作りたい」
「資格を取りたい」
「運動を習慣にしたい」
「新しい仕事に挑戦したい」
など、自分が本当に手に入れたい未来を書いてみます。
2.そのために必要なことは?
次に、そのゴールに近づくために必要な行動を考えます。
ブログなら、
記事を書く。
読者の悩みを調べる。
タイトルを考える。
過去記事を改善する。
など。
3.今日やることを一つだけ決める
最後に、今日やることを一つに絞ります。
ここでは欲張らない。
「記事を1本完成させる」でもいいし、
「タイトルだけ考える」でもいい。
「10分だけリサーチする」でもいい。
そして、それができたら、
「今日はOK」
にする。
この「できた」を積み重ねていきます。
完璧に続ける必要はない
もう一つ忘れたくないのが、毎日完璧にできなくてもいいということです。
元気な日もあります。
疲れている日もあります。
予定がいっぱいの日もあります。
何となく気持ちが乗らない日だってあります。
そんな日に、
「昨日できたんだから、今日も絶対にやらなきゃ」
と自分を追い込んでしまうと、目標そのものが嫌になってしまうことがあります。
調子がいい日は多めにやる。
忙しい日は少しだけやる。
どうしても無理なら休む。
そして、また戻る。
一度休んだからといって、すべてがゼロになるわけではありません。
大切なのは、
「完璧に続けること」ではなく、「自分に合う方法へ調整しながら続けていくこと」
です。
まとめ|大きな目標を捨てなくてもいい
目標を立てても続かない。
頑張っているのに、なぜか途中で止まってしまう。
そんなとき、
「もっと頑張らなきゃ」
と自分を追い込む前に、一度立ち止まってみてください。
今の目標は、自分にとって現実的なものになっているだろうか。
今日やることまで、大きくしすぎていないだろうか。
「これなら明日もできそう」と思えるだろうか。
そんな視点で見直してみる。
大きなゴールを持つことは悪いことではありません。
むしろ、大きな夢があるからこそ頑張れることもあります。
ただ、そのゴールまで毎日一気に走る必要はない。
ゴールは遠くてもいい。
今日の一歩は、小さくていい。
10分でもいい。
一つでもいい。
昨日より少し進めたなら、それも立派な前進です。
もし今、何かを続けたいと思っているなら、この記事を閉じる前に一つだけ決めてみてください。
「今日、これができたらOK」
その一つをやってみる。
もしかすると、未来を変えるきっかけは、ものすごく大きな決断ではなく、
「とりあえず10分だけやってみよう」
という小さな一歩なのかもしれません。
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