PR
スポンサーリンク

朝のニュースと、昭和のテレビの記憶

朝のニュースと、昭和のテレビの記憶
朝のテレビ番組を眺めながら、ふと心が過去へと引き戻される。
どの局も似た構成で、新鮮味はない。
それでも、画面を見つめる自分の中に、かつての高揚感が確かに残っていることに気づく。

昭和の時代、我が家にテレビが来た日は特別だった。
箱から出されたばかりのテレビは、未来への窓のように輝いていた。

学校から急いで帰り、ランドセルを放り出して画面の前に座った。
アメリカのドラマ、そして子供向けの番組。
「まぼろし探偵」「8マン」「鉄人28号」。

どれも現実を忘れさせてくれる存在だった。
その中でも「月光仮面」は格別で、白いマントが翻るたびに胸が高鳴った。

東映映画として家族で劇場へ観に行った日のことは、今も鮮明だ。
満員の客席、ざわめき、そして暗転する瞬間の期待感。

一年を振り返ると、こうした記憶に支えられてきたことに気づく。
体調が優れず、先の見えない日々の中で、過去の楽しかった記憶が心を守ってくれた。
あの頃の自分が感じていた「面白い」「楽しい」という感覚は、今も確かに生きている。

今年は、その感覚をもう一度大切にしていきたいと思う。
無理に新しい刺激を求めなくても、懐かしさの中に十分な力がある。
テレビの画面越しに、過去と今が静かに手を取り合う、そんな朝だった。

明るい気持ちになる言葉
懐かしさは、今を温める灯りになる。

タイトルとURLをコピーしました