
午後も終わりに近づくころ、部屋に差し込む光が少しずつ傾き始めた。
冬の夕方は、昼と夜の境目が曖昧で、時間の流れがゆっくりと感じられる。
この穏やかな時間帯が、私は昔から好きだ。
体調が落ち着き、少しずつ元気を取り戻してきた今、自然と「また外に出たい」という気持ちが芽生えている。
以前のように自転車で図書館へ行き、棚の前で迷いながら本を選ぶ時間が、今は少し懐かしい。
図書カードの更新をしたら、まずはどんな本を借りようか。
そんなことを考えるだけで、気持ちが前向きになる。
ただ、その前に楽しみな予定がある。
2026年4月、絢瀬はるかさんの映画が上映される。
スクリーンで彼女の演技を観る時間は、私にとって特別なひとときだ。
映画館の暗がり、静かに始まる映像、物語に身を委ねる感覚。
そのすべてが、日常から一歩離れた場所へ連れて行ってくれる。
外に出る楽しみが一つ、また一つと増えていくことが、何よりうれしい。
無理をせず、自分のペースで、少しずつ世界を広げていけたらと思う。
明るい気持ちになる言葉
「楽しみがある未来は、今日をやさしく照らしてくれる」
