
昼前になっても、空は澄み渡ったままだ。
風は相変わらず強いが、太陽の光は確実に力を増しており、室内に差し込む日差しが床の上にくっきりと影を描いている。
カーテン越しの光を見ていると、時間が少し緩やかに流れているように感じられる。
昼食を簡単に済ませ、湯気の立つお茶を淹れて一息つく。
その湯気の向こうに、午前中の出来事が静かに遠ざかっていく。
ふと、掃除をしていた朝の続きのように、机の上を片づけてみた。
必要なものと、もう役目を終えたものを分ける作業は、心の整理にも似ている。
長く手元に置いていた紙切れや、いつか使うかもしれないと残していた物たち。
それらに「ありがとう」と心の中で告げながら、そっと手放す。
すると、机の上に空間が生まれ、そこに光が落ちる。
その光が、思考まで明るくしてくれるようだ。
昼の静けさは、朝とも夜とも違う独特のものがある。
外の世界は動いているはずなのに、自分の周囲だけが穏やかな島のように感じられる。
そんな時間の中で、過去の出来事や未来への不安が、少しずつ角を丸めていく。
今ここにある、この静かな昼の時間を、ただ味わう。
それだけで十分なのだと、心が教えてくれる昼下がりだった。
明るい気持ちになる言葉:
「今ここにある、穏やかさを大切に」

