
午前中、台所に立つと、正月の名残と普段の生活が交差しているのがよく分かる。
おせち用の器はまだ乾かされている一方で、使い慣れたフライパンやまな板が戻ってきている。
冷蔵庫の中も、残り物をどう消費するかを考える、現実的な思考に切り替わっていた。
この「現実に戻る感覚」は、どこか少し寂しくもあり、同時に安心感もある。
去年の一年を振り返ると、非日常を追い求めすぎて、足元がおろそかになった時期があった。
大きな目標や理想ばかりを見て、日々の積み重ねを軽んじていたのかもしれない。
正月明けの生活は、派手さはないが、地に足がついている。
洗い物をして、簡単な食事を整え、いつもの流れを取り戻していく。
その一つ一つが、今年を安定した一年にするための土台なのだと、今は素直に感じる。
去年、思うように進まなかったことも、この「整える時間」が足りなかったからかもしれない。
今年は、まず日常を丁寧に整えることを大切にしたい。
明るい気持ちになる言葉:
整えることは、前へ進む準備になる。

