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年の瀬の庭仕事が残したもの

年の瀬の庭仕事が残したもの
昼前、外に出ると、冬の空気が肺の奥まで入り込み、自然と背筋が伸びた。

自宅の庭は、草取りをお願いしたおかげで見違えるほど整っている。
ビニールシートが敷かれ、茶色い土肌が落ち着いた冬の色をしている。

これで年末年始を迎えられると思うと、胸の中に安堵が広がった。

入院していた時期のことが、ふとよみがえる。
あの間、庭の草は伸び放題になり、夏から秋にかけての名残がそのまま残っていた。

紫外線に弱い妻が、体調を気にしながらも黙々と草を取ってくれた姿を思い出す。
冬になり、草は勢いを失ったが、その記憶は今も心に残っている。

シルバー人材センターへ連絡したものの、年末を控えたこの時期はどこも予約がいっぱいだった。

結局、近所の方にお願いする形になったが、「お互いさま」という言葉の温かさが、冬の冷たい空気の中でいっそう身に染みた。

庭がきれいになると同時に、気持ちまで整理されたようだった。

明るい気持ちになる言葉
人の手が加わると、冬でも心は温かくなる。

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