
給食のトレイに、透明な袋に入った麺が乗っている。
それを見た瞬間、私は思わずにやけてしまった。
「今日はソフト麺だ!」
このメニューの日は、クラスの空気がいつもより明るくなる。
ソフト麺は不思議な食べ物だった。
ラーメンでもなく、うどんでもない。
それでも、ミートソースやカレーの汁に入れると、とてもおいしくなる。
あの頃の私は、「今日はどうやって食べようかな」と考えるのが楽しかった。
袋を開けて麺を取り出す。
そして、半分ずつ汁に入れていく。
一気に入れるとあふれてしまうから、少しずつ入れるのがコツだった。
麺をすくって食べると、もちもちしていて、とてもおいしい。
私は夢中で食べていた。
「全部入れたらあふれた!」
「だから半分ずつだって!」
「でもうまい!」
笑い声が絶えない給食の時間だった。
明るい気持ちになる言葉:
楽しい時間は、あっという間に過ぎていく。
