
夜になり、家の中が静かになると、ようやく一日の終わりを実感する。
身体を休める前に、今日一日を思い返すと、朝の寝坊さえも悪い思い出にはなっていない。
それは、天気の良さや、周囲の穏やかさ、そして自分の気持ちの持ちようが重なった結果なのだろう。妻の声で目覚めた朝から始まり、何気ない会話、静かな時間。
当たり前のようでいて、実はとても貴重なものばかりだ。
こうした日常が続くことへの感謝を、心の中でそっと噛みしめる。
布団に入る前、また軽く足首を回してみる。
朝と同じように、今日も自分の身体を労わりながら眠りにつこうと思う。
明日も同じように、穏やかに始まればそれで十分だ。
明るい気持ちになる言葉:
「今日に感謝できる日は、明日もきっと良い日になる。」
