
昨日に続いて今日も寝坊気味の朝だった。
6時には一度トイレに起きて目が覚めたものの、布団の中があまりに心地よく、そのまま起き上がる気になれなかった。
両足を下から上へとゆっくりマッサージし、足首をくるくる回しているうちに、身体がじんわり温まってきて、気づけばまた眠りの中へ戻っていたようだ。
次に意識がはっきりしたのは、妻の「もう8時だよ」という声だった。
慌てて時計を見ると7時30分。
完全に寝過ごしたわけではないが、いつもの朝よりはずいぶん遅い。
少し申し訳なさと、同時に不思議と焦らない気持ちもあった。
外を見ると、雲ひとつない快晴で、冬とは思えないほどやわらかな陽射しが差し込んでいる。
こういう朝は、無理に気持ちを切り替えようとしなくても、自然と心が落ち着いてくる。
朝の冷たい空気と、陽射しの暖かさ。その両方を感じながら、今日も一日を始めようと思えた。
明るい気持ちになる言葉:
「ゆっくり始まる朝も、悪くない。」

