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コッペパンとジャム、あの組み合わせは小さなごちそうだった

コッペパンとジャム、あの組み合わせは小さなごちそうだった
給食の配膳の時間、机の上に置かれたコッペパンを見ると、なんだか安心した。
ふっくらしたパンと牛乳の匂い。
それだけで、教室は給食の空気に包まれる。

袋に入ったジャムを開けるのは、子どもにとってちょっとした技術が必要だった。
強く押すと飛び出すし、弱いとなかなか出てこない。

今思えば、それもまた給食の楽しさの一つだった。

ジャムをコッペパンにぬり広げる。
指で押し出しながら、丁寧にパンの真ん中に広げる。

友だちの中には、パンを半分に割ってサンドイッチにする者もいた。
みんなそれぞれ、自分なりの食べ方があった。

「おれ、ジャム全部ぬる派」
「半分だけぬる派だな」

そんな他愛もない話をしながら食べたコッペパン。
思い出すと、今でも自然と笑顔になる。

明るい気持ちになる言葉
素朴なものほど、心を満たしてくれる。

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