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帰り道の夜風と、少しのさみしさ

帰り道の夜風と、少しのさみしさ
楽しい時間は、どうしてこんなに早く終わるのだろう。

提灯の灯りが少しずつ消え、人の声が遠ざかっていく。
さっきまで賑やかだった空き地が、静かになっていく。

父と並んで歩く帰り道。下駄の音だけが、夜に響く。

楽しかったはずなのに、胸にぽっかり穴があく。
あのさみしさは、夏祭り特有の感情だった。

家に着くと、どっと疲れが出て、
でも布団に入っても、なかなか眠れない。

目を閉じると、提灯の灯りや笑い声が浮かぶ。
「また来年も、絶対に行こう」と心の中で約束する。

あの夜風の匂いと、少しのさみしさ。
それが、私にとっての「夏」そのものだった。

昭和の夏。
町内会の夏祭りは、確かに子どもたちが主役の世界だった。

何も持っていなくても、心はいつも満たされていた。
あの頃の自分が、今の私にそっと教えてくれる。

「幸せは、意外と近くにあるんだよ」と。

明るい気持ちになる言葉
「終わりがあるから、思い出は輝く」

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