
朝の光が少しずつ差し込み、曇り空の向こうに冬の太陽が姿を見せ始める。
その淡い光を眺めながら、時間の流れの不思議さを思う。
あの頃は、こんな朝を特別だと思うことはなかった。
小学高学年の冬の日々は、ただ遊び、ただ帰り、ただ温まる、その繰り返しだった。
しかし今振り返ると、その一つひとつが、確かな重みを持って心に残っている。
ストーブで乾かした手袋の温かさ、家族の気配、外の寒さとの対比。
昭和の暮らしは決して便利ではなかったが、その分、生活の手触りがはっきりとあった。
今日の寒い朝は、そんな記憶を静かに呼び覚まし、今の自分に語りかけてくる。
過去を懐かしむだけでなく、その温もりを胸に、今日という一日を丁寧に過ごしていこう。
そう思えること自体が、何よりの幸せなのだと感じた。
明るい気持ちになる言葉:
過去の温もりは、今を生きる力になる。

