
予報通り冷え込んだ朝の空を見上げながら、ふと雪遊びに夢中だった頃の情景が浮かんだ。
川の土手は、冬になると子どもたちの遊び場になる。
大人が作った場所ではなく、自分たちの手で雪を踏み固め、滑り台やジャンプ台を作った。
スキー板は今のように洗練されたものではなく、少し重く、エッジも甘い。
それでも、風を切って滑り降りる感覚は胸が高鳴った。
転んでも痛さより先に笑いが込み上げ、またすぐに斜面を登り返す。
日が傾き始めると、頬がじんじんと痛くなり、手の感覚も鈍くなる。
それでも「もう一回だけ」と言い合い、なかなか帰らなかった。
家に戻ると、玄関先で雪を払い、冷え切った身体をストーブの前で温める。
あの頃の冬は、寒さも含めてすべてが楽しかった。
今朝の冷たい空気は、そんな無邪気な時間を思い出させ、心の奥に静かな笑顔を運んできた。
明るい気持ちになる言葉:
心から笑った記憶は、何年経っても色あせない。

