
夕方になると、正月特有のゆったりした空気が、完全に日常へと移ろい始める。
外の冷え込みが増し、空は冬らしい淡い色に染まっていく。
テレビの番組表も、正月特番から通常編成へ戻り、否応なく現実を感じさせる。
この切り替わりに、以前は少し気持ちが沈むこともあった。
だが今は違う。去年の一年で、日常を続けることの強さを知ったからだ。
派手な出来事がなくても、毎日を積み重ねることが、結果的に一番大きな力になる。
正月が終わるこの夕暮れは、終わりではなく始まりなのだと思う。
今年もまた、迷いながら、立ち止まりながら、それでも日々を続けていく。
その覚悟が、静かに心の中に根を下ろした。
今日という一日を、穏やかに締めくくりながら、新しい一年を本当の意味で歩き始めた気がした。
明るい気持ちになる言葉:
静かな覚悟は、確かな一歩になる。

