ウェーブ構造の健康維持寝具
健康布団は、健康ブームとは決して無関係ではありません。
新型敷きふとんは、寝具に対する考え方を、根底からくつがえす寝具革命。
これまでの寝具は、寝る=消極的な動的行ないだけの面からしか考えられていません。
健康布団は、寝る行為から一歩踏み込み寝具を健康維持の増進、病気の治療にいたる総合的な効果の面からの開発を目指しました。
昭和40年代にはじまった高度成長時代の働きすぎた反動としての精神的・肉体的な疲労の蓄積が表面化しています。
人間は働くばかりが幸せではないといった人間性回復への新しい価値観がそれまでの物質的豊さと、その消費に向けられていた国民の目、自分の心身の健康管理、健康こそ真の幸福で、財産といった考え方に頭を切り替えさせることにあります。
戦後の日本人はあまりにも健康について考えていなかったのか、無知といったほうがいいです。
健康保健制度の実施で、薬さえ飲んでいれば、健康は大丈夫と単純に健康管理をしていました。
結果、薬の飲みすぎの細胞の破壊、副作用の発生、新しい病気、奇病の出現などが続出です。
治療する薬が毒に、身体の抵抗力を失い、薬公害を作りました。
自然治癒力のある寝具
人間の身体機能には、自然治癒力が備わっています。
自然治癒力が、人間の身体を健康にします。
自分の身体の力で治してゆくもので、ウェーブ構造の寝具は、寝具として人間本来の正常な寝姿勢を維持します。
そして、身体内の酸素欠乏を防止することで、自然治癒力が効果的に活動できる条件を作り出すことです。
自然治癒力の活動がウェーブ構造の寝具の根底の考えです。
ウェーブ構造の敷き布団=健康機能
柔らかい敷き布団は健康に悪い
一日の平均睡眠時間を8時間、一日の24時間の3分の1は、眠っている時間、
人生80年では、26年間眠っています。
人間にとって睡眠は、当たり前のことと、眠りについて深く考えていません。
目覚めている世界で、人類が生まれて以来、快適な生活を送るために、知恵を絞って生活の環境を改善し、進歩させてきました。
睡眠の質と睡眠時の環境を上げます。
睡眠の質
生理学、精神医学の分野から、脳波の研究、睡眠の心理的効果などが研究されています。
眠ることは、睡眠の本質から考え、一定の時間だけ眠ればいいといった単純な考えの問題ではありません。
眠りの深さが大きな関係を持っていることが分かりました。
睡眠の質は、睡眠時間と深さをプラスした数値で表します。
眠り時間×眠りの深さが一定の量となれば、眠りは足り、自然と目が覚めるといいます。
脳波で調べてみると、一番よく眠ったとき、波が全く立ちません。
平らな直線です。
脳のすべての部分が休息していることを現します。
しかし、どんなに深い眠りの状態にあると思われるときでも、何秒に何回かは一部に波立ち真っ直ぐな線になっているときでも、きれぎれになっています。
脳が完全に休んでいる間を、時間にして、一晩中で15分くらいしかありません。
完全に睡眠をしている状態とは、8時間寝ても、15時間寝ても、せいぜい15分くらいです。
逆に15分完全な深い眠りに陥れば十分ということです。
完全に眠っている時間は、10時間眠る人も15分、8時間の人も6時間の人も短い4時間の人も15分で、この15分が睡眠として重要です。
後の時間は、それほど重要でないことが研究で分かりました。
ナポレオンの3時間睡眠説
眠りの中にどのようにして、15分間を生み出すかが、睡眠のポイント。
普通の人なら、7時間も眠れば十分で、訓練によって5時間でもよいことになります。
ナポレオン皇帝は1日3時間睡眠で足りたといいます。
年齢別から考えた睡眠時間は、生後数ヵ月の赤子で20時間、一歳までが16〜17時間、2〜3歳までが14〜15時間、4〜5歳までが13時間、6〜7歳は12時間で、子どもには昼寝が必要とされています。
成長するにつれ、眠りの時間は短くなります。成人では1日6〜8時間の睡眠となります
柔らかい敷き布団の弊害
昔から日本人は、睡眠と寝具、寝具と健康については、全く無関心です。
睡眠と健康についても、眠りさえすれば、疲れは取れると単純に信じ込んでいる人が多くいるようです。
これは大きな間違いです。
睡眠で疲労を摂るには、寝具、敷き布団、枕、それに寝姿勢が密接に関わっています。
人間工学分野から明らかにされつつあります。
これまでの日本人は、寝姿勢と敷き布団、マットなどに全く注意を払っていません。
もっとも寝心地のいい寝具は、柔らかくてふかふかした敷き布団であるといった考えが常識として通用し、好んで使用しています。
人間工学の理論に基づいて寝姿勢の研究では、最良の寝姿勢を保つ条件は、柔らかい綿布団、柔らかいマットレスではありません。
ある程度の硬さと弾力性のある敷き布団と指摘しています。
安眠から見た健康的な寝具を考える基礎は、寝るときの基本姿勢と、人体構造上の特性を知る必要があります。
健康な人は、一晩20〜40回も寝返りを打ちます
背骨を真っ直ぐに伸ばした状態で仰臥しているときが一番眠りが深いことが生理学的に証明されています。
安眠に一番影響を与える寝姿勢です。
平らなベットに寝かせて、お尻のところをだんだん下げて、そのときの感覚の訴えを調べたデータでは、差が3センチを越すと寝にくくなります。
直立しているときの、背とお尻を結ぶ直線と腰の凹部との差は、40〜60mm程度ですが、寝心地のよいう姿勢を取ったときの差は、20〜30mmです。
立ったときの姿勢のまま仰臥させたのでは、苦しくて寝られないことになります。
次に、体圧分布と寝心地では、適度の硬さのふとんで寝ているときと、柔らかすぎる敷き布団で寝たときの体圧分布では、硬めの敷きふとんは、感覚の鈍いところに大きな圧力がかかり、鋭いところには小さな圧力が分布しています。
柔らかすぎる場合、体の最も重い部分が集中的に落ち込み、結局不自然な体形になって苦しくなります。
ふわふわと柔らかく、身体を包むベットや敷き布団はよくありません。
骨盤の歪み
生理的わん曲が無くなって椎間板ヘルニアになります。
朝起きた時に「腰が痛い」「体が硬い」「すでに疲れている」と感じた事はありませんか?
「起きてしまえばだいぶ動けるようになるんだけど」「起き上がる前に運動すると起きれる」寝ている間に疲労を回復させるどころか、疲れを翌日に持ち越してしまっています。
これでは元気に生活できません。