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物忘れと痴呆は違います

老人に見られる物忘れと痴呆

老齢者の単なる物忘れは生理的なもので、痴態としての痴呆とは区別されています。

 

医学的に痴呆とは、その人の人生で発達し、また知能が異常に低下し、
本人の日常生活や社会生活に支障をきたし、大抵は人格の崩壊も招くものをいいます。

 

逆に健康な老人が、ボケといってもその人の判断力や知識を含めた、
総合力はそれほど落ちていませんので、病的なものではありません。

 

老人ボケになる割合は、今や老齢者の20人に1人です。
この老人ボケは老人性痴呆といいます。

 

脳血管性とアルツハイマー型の2つに大きく分けられます。

脳血管性痴呆

かつて日本に多く、脳血管の老化により一部の神経細胞が壊死し、
脳機能が低下したことで起こります。

 

脳梗塞や脳出血の後遺症として起こります。

アルツハイマー型痴呆

この痴呆は、日本で増えています。

 

原因ははっきり判っていませんが、初老期に発症し、症状は数年から10年ぐらいかけて
徐々に進行し、脳の神経細胞の萎縮や細胞組織の変質が起こります。

老人性痴呆と活性酸素の関係とは

アルツハイマー型痴呆の場合は、脳の神経細胞が萎縮し、脳の中がスカスカになり、
脳内に異常なたんぱく質が増えてきます。

 

これをアルツハイマー原線維といいます。

 

2本の線維は糸玉状や索状にからまった形をしていますが、これが記憶や思考といった
神経細胞の正常な働きを阻害していると考えられています。

 

さらに、老齢化すると脳には老人斑と呼ばれる色素の沈着が見られます。
この老人斑が通常の人に比べて異常に増えます。

 

この老人斑は、脂肪が活性酸素により酸化・変質したものです。

 

脳の脂質にはドコサヘキサエン酸(DHA)という不飽和脂肪酸が使われていますが、
この脂質は活性酸素によって酸化されやすいです。

 

脳血管性痴呆の場合も、動脈硬化は活性酸素が深く関わっていると、
脳の血管が詰まるというように活性酸素が深く関わっています。

脳血管性痴呆

原因は、脳梗塞などによる脳血管障害により神経組織がえしすることによります。

 

アルツハイマー型痴呆も同様に、65才以上の老人の約20人に1人の割合で出現します。
とくに75才以上の老人では、頻度の傾向にあります。

 

アルツハイマー型痴呆の30%前後と推定され、脳血管性痴呆の50〜60%前後と推定されています。

 

男性のほうが少し多く、痴呆の傾向は軽症から重症まで、程度はさまざまで、
人格崩壊は必ずしも伴なわなく、進行しない例もあります。

 

損傷の程度などにより、自分が痴呆であるとの認識があることもあります。
人格の崩壊はケースにより異なります。

 

運動機能は損傷の部位にもよりますが、半身不髄などの運動麻痺を伴うことが多いです。
治療方針は投薬、リハビリなどで病状が改善することもあります。

アルツハイマー型痴呆

原因は解明されていません。
アルツハイマー線維、老人斑が見とめられています。

 

女性に多く、痴呆の傾向は、数年から数10年を経て、病変は脳全体に進行し、
人格崩壊を含めて最終的には高度な痴呆になります。

 

多くの場合、自分が痴呆であるとの認識はありません、末期には病気の認識はまったくありません。
運動機能は、比較的保たれていることがあり、治療方針は対処療法が中心になります。

 

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