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スカベンジャー(抗酸化物質)とは

光合成によって酸素を発生させる植物には、活性酸素の害から身を守る物質が備わっています。

 

それは葉緑素(クロロフィル)と呼ばれるもので、この物質は光合成に必要ですが、
活性酸素に電子を1つ与えて害を防いでいます。

 

植物には、葉緑素の他にもいろいろな種類の活性酸素からの害を制御する物質が備わっています。
私達のからだの中にも活性酸素の害から身を守るシステムが備わっています。

 

スカベンジャー(抗酸化物質)は、活性酸素の害から身を守る働きをする物質で、
酵素、ビタミン、その他の抗酸化物質の3つに大きく分けられます。

 

酵素は、生物の細胞内で作られるたんぱく質化合物の一種で、
生物の体内でさまざまな代謝を司ります。

 

酵素の主原料はたんぱく質(アポ酵素)で、消化液に含まれるでんぷんを
分解するアミラーゼなど、私達の体内では約3,000種類の酵素が作られます。

 

酵素の種類が多いのは、1つの酵素に1つの働きしかありません。

 

酵素の合成には、ビタミンやミネラルなどの補酵素が必要不可欠で、
酵素は対外から摂取することはできません。

スカベンジャーは活性酸素を掃除する

体内で活性酸素の攻撃からからだを守る働きをする物質をスカベンジャー(抗酸化物質)といい、
スカベンジャーは活性酸素の掃除屋といもいう物質です。

 

@活性酸素が発生しないように、その発生源を抑える

 

A発生した活性酸素を捕捉して、その活性を低く抑える

 

B活性酸素によって害を受けた箇所を修復し、もとの正常な状態に再生させる

 

攻撃する活性酸素の種類によって、スカベンジャーの種類も異なり、
それぞれ特定の活性酸素に対抗することができます

酵素の働き

体の中で合成されるスカベンジャーで、SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)、
カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどがあります。

ビタミンの働き

体の外から取り入れるスカベンジャーです。
ビタミンC、E、B群などのビタミンが抗酸化物質です。

その他の抗酸化物質

カロテノイド(β-カロテン、アスタキサンチンなど)、ポリフェノール(カテキン、ケルセチンなど)、
またセレン(セレニウム)などの微量ミネラルなどは、抗酸化物質としての働きがあります。

たんぱく質系の抗酸化物質

鉄や銅などの金属イオンは体内で過酸化水素と結合して、
過酸化水素を最強の活性酸素のハイドロキシルラジカルに変えていきます。

 

スカベンジャーには、この金属イオンを封じ込めたり、酵素系のスカベンジャーの
補佐役をして活性酸素を攻撃する、金属結合たんぱく質と呼ばれるたんぱく質があります。

 

たんぱく質系の抗酸化物質は、トランスフェリン、セルロプラスミン、アルブミンなどがあります。

スーパーオキサイド(SOD)が活性酸素を抑える

心臓、腎臓、肝臓などの各器官は、寝ている間にも休むことなく働いています。

 

活動エネルギーは細胞内のミトコンドリアで作られますが、
その際に大量のスーパーオキサイドラジカルが発生します。

体の中の至るところで、最もたくさん発生する

スーパーオキサイドラジカルを消去するスカベンジャーが、SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という抗酸化酵素です。酵素の抗酸化物質の代表です。

 

SODは、スーパーオキサイドラジカルを抑える酵素ですが、活性酸素を一気に無害化できません。
SODは、スーパーオキサイドラジカルを過酸化水素と酸素に分解します。

 

この過酸化水素も活性酸素ですが、スーパ−オキサイトラジカルに比べると
その毒性(活性度)は比較的低くします。

 

過酸化水素は、次の抗酸化酵素によって順に消去され、
最終的に活性酸素は水にまで分解されます。

 

ビタミンCもスーパーオキサイドラジカルを消去しますが、
SODの方が数千倍も効率が良いです。

 

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