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ビタミンは酸を防ぐスカベンジャー

体内で作られる酵素系スカベンジャーだけでは、活性酸素の攻撃から身を守ることが出来ません。

 

そこで、食物からスカベンジャーを補給します。

 

ビタミンは酵素系スカベンジャーを助けるだけでなく、自分自身も
活性酸素に対抗するスカベンジャーとなります。

 

ビタミンには、ビタミンA、B群、C、E、Kなどがあります。
ビタミンCは水溶性で、細胞の外側や細胞質、ミトコンドリア内の水の中に溶けています。

 

ビタミンCは、風邪からがんまで、その幅広い効用が高く評価されている万能型のビタミンであると同時に、スーパーオキサイドラジカル、過酸化水素、一重項酵素に対抗するスカベンジャーです。

 

また、酸化したビタミンEや尿酸に電子を1つ渡してそれらを還元する支援の働きもします。
ビタミンCが酸化してビタミンCラジカルになると、ビタミンB群のニコチン酸がビタミンCうぃ還元します。

 

さらにビタミンCは、免疫、解毒、ホルモン生成に活躍します。

ビタミンC(アスコルビン酸)

ビタミンC(アスコルビン酸)

ビタミンCは水に溶ける性質(水溶性)であるため、血液中ではアニオン(陰イオン)の形で運ばれ、
細胞内や細胞の間のリンパ液に存在します。

ビタミンE(トコフェノール)

ビタミンEは油に溶ける性質(油溶性)であるため、そのままでは血液中に溶け込めません。

 

小腸から吸収されたビタミンEはカイロミクロンに結合して肝臓に運ばれ、肝細胞内で
特定のたんぱく質と結合して低比重リポたんぱく(LDL)に組み込まれ、全身に運ばれます。

 

ビタミンEは、細胞の生体膜(細胞膜や核膜)に存在しています。

抗酸化能力が高い天然のビタミンE

ビタミンE(トコフェノール)は油に溶ける性質があり、
不飽和脂肪酸が主材料である細胞膜や核膜などの生体膜の中に存在しています。

 

天然のビタミンEには、α、β、γ、δの4つのタイプがあり、
なかでもα型がスカベンジャーという一番優れています。

 

抗酸化能力は、β型がα型の30%、γ型がα型の10%、
δ型がα型の2%ぐらいといわれています。

 

スカベンジャーとしての抗酸化能力が優れているのは、天然のビタミンEだけで、
合成ビタミンE(天然型ビタミンE)の抗酸化能力は天然ビタミンEの半分です。

 

β型、γ型、δ型のビタミンEは肝臓に運ばれ、胆汁に混ざって便に排泄されます。

 

β-カロテンは、にんじんやかぼちゃなどの緑黄食野菜に多く含まれ、
その抗酸化能力は、ビタミンEにも匹敵します。

 

β-カロテンは老化やがんを予防するビタミンです。
一重項酸素に対する抗酸化能力が優れているスカベンジャーです。

 

β-カロテンは体内でビタミンAが不足すると、この3分の1がビタミンAに変わり、
残りの3分の2はカロテンのまま肝臓や脂肪組織に蓄えられます。

 

そして、ビタミンAが不足すると、再びβ-カロテンがビタミンAに変わります。

 

β-カロテンはビタミンAと同じ油に溶ける性質で、
生体膜やリポたんぱくの中でスカベンジャーとして働きます。

 

動物性のビタミンAは摂り過ぎると過剰症を起こしますが、
植物性のビタミンAのβ-カロテンは過剰症の心配はありません。

β-カロテンとは

カロテノイドという色素には優れた抗酸化能力があり、β-カロテンはその代表です。

 

β-カロテンはビタミンAが体内で不足するとビタミンAに変わるビタミンAの前駆体です。
カロテンにはαとβの2つのタイプがあります。

 

ともにスカベンジャーですが、αのほうが抗酸化能力が高いといいます。

 

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