不眠症について

不眠症は深刻な問題とは

長期にわたる不眠症は、蓄積しながら悪化、生活習慣病などの合併症の引き金になります。活力をむしばみ、日常生活での生産性を低下させます。

 

夜の間に十分な睡眠を得られない反動で、日中、強い眠気にさいなまれ、事故の原因となる可能性もあります。

 

腰痛と同じ、身体症状のひとつです。
身体が何らかの症状を示すとき、そこに必ず原因があります。

 

アルコールや睡眠薬の摂取を続けると、習慣となり、量が増えて依存症になり、不眠症を引き起こしている病気が悪化する恐れもあります。

 

薬の力を借りるのは、自然な睡眠と違います。
睡眠薬を飲んで、眠りにつくと、レム睡眠とノンレム睡眠のバランスが崩れ、レム睡眠が生まれにくくなります。これでは心身の疲れは癒されません。

 

酒を飲まなければ眠れないという人も要注意です。
軽い寝酒程度でしたら、精神の緊張を解きほぐし、眠りを誘ってくれますが、過ぎた摂取はやはり睡眠のバランスを崩します。

 

そうした不自然な眠りを続けることで、新たな症状が生じることもあります。
不眠の原因としては、よく精神的なストレスが挙げられます。

 

不眠も一過性のストレスが原因かもしれません。
職場で腹の立つことが有った、恋愛関係の悩み、肉親の不幸があって心の傷が癒えない

そうした心当たりがあるなら、心の問題を解消することが先決です。

 

見逃しがちはアルコールやカフェイン、ニコチンの摂取の嗜好品を大量に摂取したり、習慣的に摂取したりすると、不眠の原因になります。

 

病気の種類を問わず、夜間に痛みやかゆみがあれば睡眠障害が起きます。

最も多いのは、首か腰に疾患が有る例

首痛、腰痛、手のしびれ、肩痛、足のしびれ、こむら返りがあると眠りが浅くなり、度々目が覚めるようになります。

 

寝具の影響は非常に大きく、枕、ベッドマット、敷き布団を変えるとよくなります。

 

柔らかい敷き布団では、胃潰瘍の上腹部痛、尿管結石による背部痛などの内臓痛によって睡眠が妨害されます。
かゆみも睡眠を妨害し、アトピー性皮膚炎の方は、眠りながら皮膚をかいて眠りが浅くなったり、あまりのかゆさに目が覚めます。

 

老人性皮膚掻痒症(ろうじんせいひふそうしょうしょう)では、入眠時に血管が拡張し、かゆみがおそってきます。

 

不安神経症、うつ病、不眠症はなかなか病院へ行く決心がつかないものです。

 

もしやと思ったら、なるべく早く専門医に相談し、根本的な治療をすることが必要です。

 

不眠症の原因はひとつではなく、いくつかの要素が複合している場合があります。
不眠症を克服するためには、生活習慣を見直すこと、睡眠環境を改善することも必要です。

 

精神的なストレス、緊張、興奮、肉体的な痛み、かゆみ、心臓疾患、光や騒音といった睡眠環境、寝入るには苦労しないけれど、夜中に何度も目が覚めるのは、アルコールの摂取、睡眠時無呼吸症候群、何らかの疾病による痛み、アトピー性皮膚炎などによるかゆみが原因です。

 

朝早く目覚めてしまい、本当にもっと寝たいのに、もう眠れないケースの睡眠障害は高齢者やうつ病患者によく見られます。

なかなか寝つけないという人

夜中に何度も目が覚める人、朝早く目が覚めて困る人、熟睡感の得られない人。

 

枕、敷き布団を替えると驚くほどよく眠るようになります。
不適切な枕、敷き布団を使用しているとあらゆるタイプの不眠症パターンが出現する可能性があります。

 

私たちは夜間に何十回も寝返りを打ちます楽な寝返りは熟睡をもたらします。
楽な寝返りは、上向きと横向きの寝姿勢に適合する枕、敷き布団を使うことです。

 

眠るというと、行儀よく上向きに寝ている姿勢をイメージしませんか。

 

枕、敷き布団が合わないために寝苦しい、首の痛みや身体の下に巻き込んだ腕のしびれて目が覚める、柔らかい羽毛枕、敷き布団では、寝ているうちにつぶれ、どんどん頭・身体が沈み込んでしまいます。

 

身体に合わない、枕、敷き布団で寝ていれば、当然、寝返りが打ちにくく首や腰が痛くなり、眠りの深いノンレム睡眠の間は目覚めるまでにはいたりません。

 

明け方になると睡眠深度が浅くなるため、ちょっとした違和感や不安感があるだけでも目が覚めます。

熟睡するためには

長時間眠っても、前日の疲労やさまざまなストレスが解消し、心身がリセットされなければ熟睡とはいえません。

 

熟睡するためには、身体とくに大切な脊椎をすべての負荷から解放して、何度も寝返りを打って血液や体液を身体中に循環させる必要があります。

 

枕、敷き布団が合わないと、脊椎は寝ている間にも無理な力が加わります。
楽な寝返りができないようでは、いくら眠っても疲れが取れません。

 

眠れば眠るほど疲労が蓄積する悪循環に陥ります。
枕で首が安定すると腰までの背骨全体の寝姿勢が改善し、腰や足がつることがなくなります。寝姿勢の悪さは熟睡を妨げるだけでなく、身体の痛みや痺れといった症状を引き起こします。

 

寝姿勢を決定する大きな要素が、布団やベットの敷物と枕、上半身、頭、首、上背部、腕、手に与える影響が大きいのが枕です。

 

枕は、睡眠中の首の角度を決定する大切なものです。
首の位置や角度によって背骨全体のポジションが決まり、寝返りの打ちやすさまで左右されます。

 

首の骨、頚椎は7つの小さなの骨から成り立ち、7つの骨の中を脊髄神経の束が通っています。

 

脊髄神経から1本づつ枝分かれした計8本の細い頚神経は、頭や首周り、肩甲骨の周囲、腕や指先まで、左右に分かれて支配しています。
左右別々に運動、感覚、痛みなどを司っています。

枕が高い、低い、柔らかすぎたりすると

首が不自然な角度で傾くので、これらの頚神経は根元で圧迫されて障害を受けます。

 

不自然な寝姿勢のため、首の後の筋肉が緊張すれば、神経に栄養を運ぶ血管が締めつけられて血液循環が悪くなり、神経は痛みます。

 

合わない枕で寝続ける、首の骨には拷問

合わない枕を当てて眠った夜は、身体は無意識のうちにも自らの手を動かして、頭の下の枕をずらしたり、跳ね飛ばしたりします。

 

身体全体が枕から逃れよう、逃れようと動き回ります。
枕の替わりに自分の腕や首を不自然な形に曲げて頭を預けます。

 

これは、拷問から逃れるための適切な行動です。無理な姿勢で首の骨を圧迫します。

 

6時間も8時間も眠りつづけるとしたなら、どうでしょうか。寝返りの科学研究の分野があります。睡眠中の寝返りは生命維持に大きな役割を果たしています。

 

眠りと同様、寝返りのメカニズムについてもすべてが解明されていません。
睡眠中、身体はさまざまな仕事を行なっています。

 

身体を成長させる、体内組織を修復する、心身の疲労を回復する、免疫力を高める、記憶を整理する。

 

眠っていても最低限の働きが必要です。
動くことによって血液やリンパ液、関節液などの循環を促し、睡眠中に処理しなければならないさまざまな仕事に役立てるためです。

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